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缶バッジをオリジナルで作る|サイズの選び方と、何種類にするか

缶バッジで決めることは、絵柄を描く前に5つあります。直径を32・44・57・75mmのどれにするか、裏の金具を何にするか、絵柄を何種類にするか、絵柄を選んで買えるようにするかランダムにするか、日付を入れるかどうかです。この5つで、当日さばける速さと、余ったときに次の現場へ持っていけるかが決まります。値段と日数をこのページに置かないのは、どちらも絵柄の数と作る数で動くからです。品目と数と日程の3つを書いてもらえれば、その返信で金額と、間に合うかどうかをお返しします。

32 44 57 75 配る 交換する 売る 1個で主役 数字は直径(mm)。図は4つの大きさの比率で描いています
図1:缶バッジの4つの直径と、それぞれが向く使い方

直径は4つ。絵の何が入るかで決まります

缶バッジのサイズは直径のミリ数で呼びます。流通しているのは32・44・57・75mmの4つで、この順に大きくなります。どれを選ぶかは、絵柄のうち何が入るかで決まります。

32mm
顔のアップが1つ入る大きさです。文字を添えると読めなくなります。全員に1つずつ配る物に向きます。小さいので、服に何個も並べて付けられます。
44mm
いちばん流通している大きさで、ファンの間で交換に出すときの標準です。顔のアップは入り、全身の立ち絵は小さくなります。中身の見えない袋に入れて売る形はこの大きさが多いです。
57mm
全身の立ち絵、ロゴと名前の組み合わせが入ります。1個ずつ絵柄を選んで買ってもらう物に向きます。
75mm
バッグに1個付けて主役にする大きさです。短い文字も読めます。重さが出るので、薄い生地の服に付けると生地が引っぱられます。

形は丸のほかに四角と楕円があります。丸の4サイズは紙を抜く型が元からあるものを使えますが、四角や変形は、その形の型を用意するところから話が始まります。絵柄が決まっていなくても、丸のままで進めるか形から変えるかは今日決められます。

サイズを混ぜることもできます。配る分だけ32mm、売る分は57mm、という分け方です。この場合、絵柄のデータは大きさごとに作り直します。小さいほうの絵から文字を抜く作業が入るので、どのサイズで何を出すかは絵を描く前に決めておくと、描き直しが起きません。

裏の金具を変えると、買う人が変わります

缶バッジの裏には金具が付きます。ここを選ぶのを忘れると、刺して付ける安全ピンのまま進みます。安全ピンは標準ですが、布に穴が開くので、推しの服やバッグに穴を開けたくない人は買いません。

  1. 安全ピン布に刺して留めます。いちばん多い形です。
  2. クリップとスタンドの両用挟んで留めるか、立てて飾るかを買った人が選べます。付けずに飾る人に届きます。
  3. ヘアゴム・マグネット穴を開けません。マグネットは厚い生地や革には付きません。
  4. カラビナ・ナスカンバッグの持ち手に下げます。缶バッジをキーホルダーとして使う形です。

金具が変わっても、表の絵柄のデータは同じものを使います。だから同じ絵で、安全ピンの分とクリップの分を分けて作れます。どちらが出るか分からないときは、売り場で両方並べて、売れた数を次の発注の材料にできます。

缶バッジは、絵柄を増やしても最初の費用が跳ねません

缶バッジは、紙に刷った絵を金属の台に巻いて作ります。Tシャツのシルク印刷の版や、アクリルの抜き型のように、絵柄ごとに最初に用意する物がありません。丸の標準サイズなら、紙を抜く型も元からあるものを使います。

ここが缶バッジを最初に作る理由です。絵柄を2つから6つに増やしても、最初にかかる費用の形が変わりません。先に少し作って、売れた絵柄を後から足す進め方が取れます。アクリルスタンドやアクリルキーホルダーも型は要りませんが、絵柄ごとに輪郭をなぞるデータ作成が入ります。Tシャツは絵柄ごとに版が要るので、同じようには足せません。

作れる数の刻みは頼む先で変わります。缶バッジは、1つの絵柄あたりの数が小さくても受けてもらえる側の品目です。少なすぎるかもしれないと思う数のまま聞いていただいて大丈夫です。決めるのは全体の数ではなく、絵柄を何種類にして、種類ごとに何個ずつ振るかのほうです。

絵柄の数は、メンバーや出演者の人数でそのまま割らないでください。人数で均等に割ると、人気の差がそのまま売れ残りの差になって箱に残ります。誰の分が多く出そうかを聞かせていただければ、その振り方で数を置きます。

絵柄を選ばせるか、中身を見せずに売るか

売り方は2つです。この選択で、1人がいくつ買うか、列がどれだけ止まるか、どの絵柄が余るかが全部変わります。

絵柄を選んで買える形

1人1個で終わることが多いです。かわりに、どの絵柄が何個売れたかが手元に残ります。はじめての物販はこちらから入れます。

中身を見せずに売る形

そろえたい人が複数買います。成り立つのは、その場に交換する相手がいるときだけです。

中身を見せない売り方が効くのは、会場に人が多くて、出なかった絵柄を交換で埋められるときです。来る人数が少ないと交換の相手がいないので、目当てが出なかったという話だけが残ります。当日その場で交換が起きる人数かどうかを先に見て、起きないなら絵柄を選べる形にします。

売り場の速さも逆になります。絵柄を選ばせると、台の前で1人が選んでいる間、列が止まります。選ばせるなら、見本を台の手前に並べて、並んでいる間に決めてもらう置き方にします。中身を見せない売り方は渡すだけなので、列は速く流れます。

物販台の広さや、立つ人の数から品目を決める順番は、ライブ・イベントの物販で売るもの|何を何個作るか決める順番に並べてあります。

日付を入れると、その日を過ぎた分は出せません

絵柄に日付、年号、「◯周年」「第◯回」を入れると、当日を過ぎた在庫は次の現場に出せなくなります。缶バッジは小さいので置き場所は食いませんが、出せない物が箱に残るところは他の品目と同じです。

日付を残したいときの入れ方が2つあります。1つは、バッジ本体を絵とロゴだけにして、日付は台紙か袋のほうに刷る形です。台紙は刷り直せるので、次の現場では台紙を替えて同じバッジを出せます。もう1つは、絵柄のうち1種類だけ日付入りにして、残りを日付なしにする形です。当日の記念が欲しい人はその1種類を選び、残りはそのまま次に持っていけます。

日付を入れない絵柄を1種類だけ作っておくと、どの現場でも台に出せる物になります。ロゴだけ、シルエットだけの絵柄がこれに当たります。

誰の名前で発注するかで、先に動くことが変わります

同じ缶バッジでも、発注をかける名義で先にやることが入れ替わります。立場ごとに何が先に動くかは、本人(個人)でグッズを作ると事務所・会社の名前でグッズを発注するに分けて書いてあります。

事務所・会社の名前で出す場合は、見積書を先に出します。缶バッジは絵柄の数だけ欄が増えるので、絵柄ごとの数が固まっていない段階でも、数の幅で出した見積書を先に渡せます。支払いの条件と宛名を書いてもらえれば、その形に合わせて出します。

ファンの有志で作る場合は、本人の名前・写真・ロゴを入れるなら、事務所(所属がなければ本人)に確認を取ってからにします。確認が返るまでの間も、バッジ本体を絵柄だけにして、名前を入れない形で進められます。有志で集める段取りと配る物の決め方は、生誕祭の配布物は、何を何個、どの順番でに書いてあります。

金額と、間に合うかどうかは一往復でお返しします

個人の方はInstagramのダイレクトメッセージ、事務所・企業の方は相談フォームが受け口です。どちらも文字で残るので、言われた数量を書き取る必要がありません。聞いたうえで今回は見送る、でも構いません。

缶バッジで最初にうかがうのは、サイズ、絵柄の数、裏の金具、渡す日、絵柄のデータが手元にあるかの5つです。全部埋まっていなくて構いません。渡す日だけでも、間に合うかからお答えします。そのままでは届かないときは、サイズや金具を置き換えて間に合わせる形をお返しします。

返す見積書に並ぶ欄も先に出しておきます。

  1. 数量ごとの単価絵柄1種類あたり何個作るかで動く、1個あたりの費用です。
  2. 版代・型代丸の標準サイズならここは空欄になります。四角や変形にしたときだけ入ります。
  3. 送料できあがった物を届ける分です。
  4. サンプル代本生産の前に現物を確かめる分です。グッズ作戦室では、ここを飛ばしません。
  5. 納期絵柄が決まってから届くまでの日程です。検品と袋詰めの日は含めず、別に見ます。

単価は数量ごとに何段か並べます。段がどこにあるかが欄に出るので、絵柄を何種類に分けるかを決める前に、種類ごとの数を足すか削るかを判断できます。

送る一通目は、こう書けば足ります。「はじめまして。◯月◯日の物販で缶バッジを売りたいです。絵柄は4種類で、57mmか44mmで迷っています。イラストは手元にあります。金額と、間に合うかを知りたいです。」

サイズも絵柄の数も、まだ決まっていなくて大丈夫です。

渡したい日か、売りたい場面だけ教えてください。そこから一緒に決めていけます。

本文の内容は一般的な傾向をまとめたものです。実際の仕様・数量・納期は、ご相談内容に応じて個別にご案内します。

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はるる グッズ作戦室担当。配信者・タレントの周年グッズやライブ物販の相談を、DMベースで受けています。