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生誕祭でグッズを売る|配る分と売る分の分け方と、個数の決め方

生誕祭は、ほかの場面と2つ違います。日付が1日に固定されていて、動かせないこと。そしてその同じ日に、本人・お店・ファンの有志が、それぞれ別にグッズを用意することです。このページは、売る側(本人・運営・お店・事務所)が生誕祭の物販を立てるときに決めることを書いています。有志の企画としてグッズを作る場合は、ファン有志でグッズを作るのほうが近いです。値段と日数をここに置かないのは、品目と数で動くからです。渡す日だけ教えてもらえれば、間に合うかどうかからお返しします。

同じ1日に、3つの持ち場が別々に動きます 当日 日付は動きません 本人・運営 売る分を決める お店・会場 売り場と在庫の場所 ファンの有志 配る分を用意する 品目がぶつかると、両方が売れ残ります 同じ日に缶バッジが2種類出れば、来た人はどちらか 片方しか持ち帰りません。先に知るだけで避けられます 有志の線が点線なのは、 売る側からは中身が 見えないからです。
図1:生誕祭は、動かせない1日に3つの持ち場が合流する場面です。先に決めるのは品目ではなく、誰が何を出すかの切り分けです

日付が動かないので、逆算の起点が1つに決まります

ライブの物販なら、間に合わなければ次の公演で売れます。生誕祭にはそれがありません。その日に無ければ、丸ごと1年後です。

だから生誕祭では、逆算して足りないときに動かせるものが限られます。動かせないのは日付と、許諾の返事を待つ時間です。動かせるのは品目の選び方と、絵柄の種類の数です。残り日数が少ないときに削るのは、数ではなく絵柄の種類です。種類を1つに絞れば、データを作る作業も、袋詰めも、台の上で数える手間も、その数だけ減ります。

残り何日あるかを先に言ってもらえれば、その日数で間に合う品目から逆に提案します。日程だけの一行で構いません。

配る分と売る分は、先に分けてください

生誕祭では、同じ日に無料で配る物と売る物が混ざります。混ぜたままだと、2か所でつまずきます。

1つは許諾です。名前や写真を使っていいかを聞くとき、無料で配るのか販売するのかで答えが変わります。所属のある相手に確認するなら、この一語を必ず書いてください。「販売」と書かずに許可をもらって、当日値段を付けて出すと、話が戻ります。

もう1つは個数です。配る分は来る人数で決まります。売る分は、来た人のうち何人が買うかで決まります。決め方が別なので、同じ品目で配る分と売る分を兼用すると、どちらの数も決まりません。当日配るノベルティと、台に並べて売る物は、品目から分けてください。

会場に聞くことも、ここで1つ増えます。物販台を出せるかと、無料配布を会場でしてよいかは別の許可です。お店の生誕なら席で渡せますが、箱(ライブハウス・劇場)では配布物の持ち込みが止まることがあります。

同じ日に、有志が別のグッズを用意しています

生誕祭は、ファンの有志が配布物を作る場面でもあります。売る側から見ると、この中身は当日まで見えません。そして見えないまま品目がぶつかると、来た人は缶バッジを2つ持ち帰らずに片方だけ選びます。残るのは両方です。

やることは、避けるための1手だけです。有志の企画が立っているなら、窓口に「当日の配布物の品目だけ教えてもらえますか」と聞いてください。中身の相談に乗る必要はありません。品目が分かれば、こちらは別の品目に寄せられます。

寄せ方には向きがあります。有志の配布物は、人数ぶん用意して手渡しする物になるので、缶バッジやステッカーのように平たくて軽い品目が多くなります。売る側は、お金を払って持ち帰る理由がある品目に寄せたほうが重なりません。フェイスタオルやTシャツのように、家で使われる物、サイズや厚みで価値が分かる物です。

どうしても同じ品目を出すなら、絵柄をはっきり分けてください。似た絵柄が2つ並ぶと、来た人はどちらが公式かを考え込みます。

その日しか売れない物と、次も売れる物を分ける

生誕祭は、「◯◯生誕祭2026」と刷りたくなる場面の中で一番強い場面です。名前も日付も決まっていて、記念になるからです。それでも、入れる前に1回止まってください。

年号と回数を本体に入れた物は、その日を過ぎると出せなくなります。余った分は在庫ではなく、持ち主の部屋に残る荷物になります。外で使われる品目(タオル・Tシャツ・トートバッグ)なら、買った人も翌年には使いにくくなります。

分け方は決まっています。日付と回数は、下げ札か、袋に入れる紙に刷ってください。本体に日付を入れた1種類をあえて作るなら、その1種類だけは当日に売り切る数にします。残りは日付なしにしておけば、次の現場でもそのまま台に出せます。

何個売るか。生誕は、普段の物販とは買い方が変わります

数の数え方そのものはライブ・イベントの物販のページにまとめてあるので、ここでは生誕祭だけの違いを書きます。

生誕祭では、来る人数が普段より増えるだけでなく、1人が買う点数が上がります。その日のために来ている人が多く、記念に買う動きが出るからです。普段の物販の数字があるなら、人数の伸びと点数の伸びを別に見てください。人数が1.5倍でも、持ち帰る点数はそれ以上動くことがあります。

初めて生誕の物販を立てるなら、余らせない数から入ってください。当日に売り切れても、その日に買えなかった人は通販で買えます。逆に余った分を当日に取り戻す手はありません。先に通販の置き場を決めておけば、少なく作ることが怖くなくなります。

何人来るか自体が読めない段階でも構いません。会場のキャパ、物販の時間、ワンマンか対バンか、告知の反応をうかがって、その場で一緒に数を置きます。

売り場は、普段より時間が短くなります

生誕祭は進行が詰まります。お祝いの時間が入るので、物販に使える時間が普段より短いことが多いです。短い時間に人が集まると、列の速さが売れる数の上限になります。

そこで効くのは、品目を増やすことではなく、1人あたりのやりとりを短くすることです。袋に先に詰めておく、値札を台に大きく出しておく、釣り銭の要らない組み合わせにしておく。畳む品目(タオル・アパレル)は、台の上で畳み直す時間が要るので、売る分だけ先に畳んでおきます。

会場に先に聞くのは3つです。物販台を出せる場所と時間、在庫の箱を置いておける場所、そして当日より前に箱を送れるかどうかです。そのまま送れる形にすると、こうなります。

「◯月◯日の公演で物販をさせていただきたいのですが、物販台を出せる時間と場所をうかがえますか。あわせて、当日までに荷物を会場へ送ってもよいか、受け取っていただける日があるかも教えてください。」

当日に全部置かず、通販の分を残します

当日の台に全部出すと、売れ残りはそのまま自分の荷物になります。先に分けておくと、余りの行き先が最初から決まります。

年号を入れていない品目なら、残した分はそのまま通販に回せて、次の現場でも出せます。「余ったら通販」ではなく、「最初から通販の分」として分けておくのが要点です。当日に売り切れた物を後から作り足すのは、版や型が要る品目では間に合いません。

通販で売るなら、名前と連絡先の表示が関わります。そのあたりはライバー・個人VTuberのページにまとめてあります。

誰の名前で発注するかで、相談の中身が変わります

本人(個人)で出すなら、自腹なので上限を先に決めて、そこから品目を選びます。売れる数が読めないうちは、版も型も要らない品目から入ると、売れた分だけ足せます。

事務所・会社の名前で出すなら、見積書と社内の承認が先に入ります。生誕祭は日付が動かないので、承認の会議がいつかを先に教えてください。その日に間に合う形で見積書を出します。

お店の生誕(コンカフェなど)で、店長とキャストの持ち場を分けるところから決めたい場合は、コンカフェの周年・生誕グッズのほうが近いです。有志の企画としてグッズを作るなら、ファン有志でグッズを作るに許諾と集金の順番を書いています。

当日に配る物を何個用意するか、という話であれば、周年・生誕祭で配るものと生誕祭の配布物に分けて書いてあります。

相談するときに、こちらが先にうかがう5つ

生誕の日付、会場(またはお店)、売る分と配る分のどちらを作るか、所属があるかどうか、そして絵柄を誰が用意するかです。全部埋まっていなくて構いません。日付と会場の2つが分かれば、間に合う品目はそこで絞れます。

グッズ作戦室では、生誕祭のように日付が動かない案件は、日程に余白を置いた形でご案内します。1日しかない日に、ぎりぎりの進め方を当てないためです。

生誕の日付と会場だけ、先に教えてください。

その日数で間に合う品目と、配る分・売る分の分け方からお返しします。品目も数も決まっていなくて構いません。

本文の内容は一般的な傾向をまとめたものです。実際の仕様・数量・納期は、ご相談内容に応じて個別にご案内します。

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はるる グッズ作戦室担当。配信者・タレントの周年グッズやライブ物販の相談を、DMベースで受けています。