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ファン有志でグッズを作る|許諾の順番と、集金してからの発注

有志の企画は、作る人が本人でも事務所でもありません。第三者が発注するので、決める順番が変わります。製作が始まる前に関門が2つ入ります。名前や絵を使っていいかの確認と、持ち寄りのお金が集まるかどうかです。品目と絵柄が先に決まっても、この2つが済むまで発注は動きません。だから有志の相談では、先にこの2つの見通しをうかがいます。値段と日数をこのページに置かないのは、どちらも品目と数で動くからです。渡す日だけでも書いてもらえれば、間に合うかからお答えします。

発注が始まるまでの段取り。有志の企画には関門が2つ増えます 本人が自分で作る場合 品目と数を決める 発注 受け取りと検品 有志が作る場合 許諾の確認 名前・絵・写真 集金 1人あたり×人数 発注 受け取り と検品 品目と数を決めるのは、この2つの関門と同時に進められます。逆に、関門が片方でも開かないと発注は始まりません。 渡す日から逆算して先に置くのは、発注の日ではなく集金の締切です。
図1:有志の企画で遅れる原因は、製作ではなく関門のほうです

先に見通しを立てるのは、許諾とお金の2つです

有志の企画では、グッズに入れたい名前も絵も、企画している人のものではありません。お金も1人のものではありません。ここが本人(個人)や事務所・会社と違う点で、決める順番が変わる理由です。

品目と絵柄を決める作業は、この2つと同時に進められます。相談も、許諾が取れる前からしてもらって構いません。ただし発注の開始は、2つのうち遅いほうに引っ張られます。渡す日が決まっているなら、そこから逆算して先に置くのは発注の日ではなく、集金の締切です。

名前と絵を使っていいかは、どこに聞くか

聞く先は、所属があるかどうかで変わります。所属があるなら、事務所や運営の問い合わせ窓口に聞きます。所属がないなら本人に直接聞きます。本人がいいと言っても、所属があれば事務所の答えが優先になるので、所属がある人の企画で本人だけに聞いて進めるのは避けてください。

聞くときに必ず書くのは、無料で配るのか、お金を取って売るのかです。ここで答えが変わります。配布は通るのに販売は断られる、という返事はよくある形なので、先に書いておくと一往復で済みます。

そのまま送れる形にすると、こうなります。「◯月◯日の生誕祭で、ファンの有志として配布物を用意したいと考えています。◯◯さんのお名前とロゴを入れた缶バッジを、来場された方に無料でお配りする形です。販売はしません。お名前とロゴを使わせていただいて差し支えないか、ご確認をお願いできますでしょうか。」

絵やイラストを誰かに描いてもらう場合は、描いた人にも別に確認が要ります。SNSで見かけたファンアートをそのまま使うことはできません。描いた人に、グッズに使っていいか、無料配布か販売かまで含めて聞いてください。

こちらは、その使い方が法律上どうかという判断はしません。確認が取れているかだけをうかがって、取れているなら製作に進みます。取れていない段階でも相談は受けますが、絵柄を固めるのは確認が返ってきたあとにしてください。順番を逆にすると、断られたときに作り直しになります。

お金は持ち寄りなので、集まるまで発注が始まりません

有志の予算は、1人あたりの金額と参加する人数の掛け算で決まります。つまり人数が最後まで動くので、総額も最後まで動きます。この性質に合う品目と、合わない品目があります。

  1. 合うのは、版も型も要らない品目缶バッジ、ステッカー、クリアファイルのオンデマンド、アクリルキーホルダーは、数を後から動かしても形が崩れません。集まった額に合わせて数を決められます。
  2. 合わないのは、型を起こす品目ラバーキーホルダーのように金型が要る品目は、集金が終わってからしか動かせません。渡す日が近いなら、ここは最初から外したほうが安全です。
  3. 締切は、集金のほうに置く集金が延びれば、発注もそのぶん後ろにずれます。渡す日と、そこから逆算した集金の締切を先に決めて、参加を募る告知に書いてください。

立て替える人は1人に決めておいてください。集金が終わる前に発注したい場合、払うのはその1人になります。宛名の要る書類が必要なら、個人名でも企画名でもお出しできます。お支払いの流れは特定商取引法に基づく表記に書いてあるとおりで、集金が終わってから発注する形で問題ありません。先に見積書だけ受け取って、参加者に見せてから集金するという進め方も取れます。

決める人を1人にしてください

有志の企画でいちばん止まるのがここです。幹事が3人いて、3人がそれぞれ別の修正を送ってくると、どれを反映するか決まらないまま日が進みます。

分け方は3つで足ります。こちらとやりとりする窓口を1人、デザインの最終決定者を1人、ほかの人は見るだけです。窓口と決定者は同じ人でも構いません。修正は、全員の意見をまとめてから1回で送ってください。

サンプルを見る人も、この段階で決めておいてください。届いた現物を見て色の判断をするのは1人です。全員で見てから決める形にすると、現物を回している間に製作が止まります。

箱を誰の家に置くか

有志には事務所の倉庫も店舗の棚もありません。届いた箱を当日まで置く場所を、発注の前に決めてください。

箱の大きさは品目で大きく変わります。缶バッジ、ステッカー、クリアファイルは平たく収まります。タオル、トートバッグ、ぬいぐるみは、同じ数でも箱が何倍にもなります。一人暮らしの部屋に置けない大きさになるなら、品目を選び直すか、分けて送る形にします。

会場に直接送る形も取れますが、会場の許可が要ります。受け取れる日と時間を先に聞いてください。「◯月◯日に出演者の企画で配布物を用意しています。事前に段ボール1箱を会場へお送りしたいのですが、受け取っていただける日と、当日まで置かせていただける場所はありますか。」と聞けば足ります。断られることもあるので、聞くのは発注の前です。

当日まで置く人と、当日会場まで運ぶ人は、別に決めてください。箱の置き場所と運ぶ手段が同じ人の前提になっていると、その人が来られなくなった時点で企画が止まります。

会場で配るなら、配ること自体を先に聞きます

物が間に合っても、会場で配れないことがあります。聞くのは2つです。有志の配布物を配っていいかと、どこで配っていいかです。入場列で配れる会場、ロビーの机だけ許す会場、一切断る会場があります。

品目によって断られることもあります。食べ物、音が出る物、火を使う物は、持ち込みの規則で止まることがあります。迷ったら、品目を決める前に会場に聞いてください。

余った分は、誰の持ち物になるか決めておきます

有志の企画は、その日が終わると解散します。余りの持ち主が決まっていないと、立て替えた人の部屋に残ります。発注の前に、余りを誰が持つか、次の現場で配るのか、本人に渡すのかを決めてください。

そして、日付と回数を物に入れないでください。「2026」や「第3回」が入っていると、その日しか配れません。日付は台紙か袋の紙に刷ってください。本体は日付のない絵柄にしておけば、次の現場でも配れます。絵柄を2種類作るなら、1種類は日付なしにしておくと余りが死にません。

何を何個配るかは、別のページにまとめてあります

このページは、有志という立場で変わることだけを書いています。品目の選び方と個数の決め方は生誕祭の配布物は、何を何個、どの順番で。当日に間に合う作り方に、周年や生誕祭の全体の段取りは周年・生誕祭で配るもの|幹事が最初に決めることにあります。品目ごとの規格は品目から選ぶから見てください。

受け口と、一往復でお返しするもの

有志の方はInstagramのダイレクトメッセージが受け口です。幹事が複数いても、送ってくるのは窓口の1人にしてください。文字で残るので、決まったことを書き取る必要がありません。

最初にうかがうのは5つです。渡す日、何人に渡す見込みか、許諾の確認が取れているか(まだでも構いません)、集金の締切、箱を受け取れる場所です。全部埋まっていなくて構いません。渡す日だけでも、間に合うかからお答えします。そのままでは届かないときは、品目を置き換えて間に合わせる形をお返しします。

送る一通目は、こう書けば足ります。「はじめまして。◯月◯日の生誕祭で、有志で配布物を作ります。50人くらいに無料で配る予定です。事務所への確認はこれから出します。集金は◯月末に締める予定です。缶バッジかステッカーで考えていて、絵は描いてくれる人がいます。金額と、間に合うかを知りたいです。」

許諾がまだでも、相談は始められます。

渡す日と人数だけ教えてください。許諾の返事を待つ間に決められることから進めます。

本文の内容は一般的な傾向をまとめたものです。実際の仕様・数量・納期は、ご相談内容に応じて個別にご案内します。

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はるる グッズ作戦室担当。配信者・タレントの周年グッズやライブ物販の相談を、DMベースで受けています。